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「絡んだ？」

俊が目を丸くする。
真面目そうな夕人が人に絡むなんて想像がつかなかったんだろう。

「優馬、その話はもうやめてくれよ。」

「気にしてないよ。僕も、ミュウも。」

優馬はそこでふと気づいたように言った。

「ところで三橋、文化祭があって僕がミスターコンに出ること誰から聞いたの？泉さん？大地？もしかして…」

「ん？美憂ちゃん。」

「え？」

優馬は驚いた。
予想外だ。
美憂が夕人の携帯番号を知ってるのも驚いたが、美憂が夕人を誘ったのにはもっと驚いた。