テキストサイズ

プリンセスを護衛

第50章 番外編 演劇部の出し物

「???」

「王様がお城に帰るようにと。」

「また説教?」

「今回は違うようです。」

「訳も分からず帰りなさいって?」

家来は嫌がる優姫を抱えながらお城に帰りました。
侍女がやってきて優姫を化粧台に座らせました。

「なに?いきなりなんなの?」

髪の毛をしっかり整え、白のブラウスと紺のロングスカートから淡い水色に白のリボンがついたドレスに着替えさせられました。

「やだ!こんなダサい恰好で人前に出たくない!」

嫌がる姫を押し出すようにして侍女は王様の前に優姫を連れてきた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ