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プリンセスを護衛

第51章 文化祭 優馬

「それにしても優さん、演技上手でしたね。」

「俺も驚いたよ。優があそこまでやるなんて。」

美憂と俊の会話に優馬が入ってきた。

「でもさ、あの優がやってたお姫様の役、ミュウに似てたよ。」

「それってどう意味?」

「ちょっとわがままで可愛げがあって…」

「褒めてるのか、けなしてるんだか。」

「別に。」

優馬にしてはそっけない答えである。

「優馬、もしかしてミスターコンのことで緊張してる?」

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