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プリンセスを護衛

第51章 文化祭 優馬

夕人が優馬の様子に気づいて言った。

「緊張しない訳がないだろう?」

俊が笑って言った。

「あと何時間あると思ってるんだ?まだ午前11時。あれは午後5時半。少なくとも5時間はあるんだ。それまでこの祭りを満喫しようよ。」

「同感だね。」

夕人が笑った。
美憂はずっと黙っている圭太が気になった。

「圭太、やけにおとなしいね。」

「大地さん、かっこよかったですね。」

「大地さん?確かに。」

「俺もなにかすれば良かったな。」

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