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プリンセスを護衛

第51章 文化祭 優馬

ハングルを第二言語で習っている美憂以外何を言っているのか理解できない5人だったが上手だということは分かった。

「なんだ、上手いじゃないの。」

美憂が言う。
音程はともかくリズムは取れており音の伸ばし方も良かった。
周りを見るとみんな驚いており手拍子を始めていた。
一気に会場の人々を引き込んだのだった。

『続きましては会場の人々による質問タイムです。』

「質問って何すれば?」

圭太が首を傾げ泉が答えた。

「うーん、なんかカッコいいセリフ言ってとか?あっ!」

前方の女の子が手をあげていた。

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