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プリンセスを護衛

第51章 文化祭 優馬

「何か決め台詞言ってください。」

(ハァっ!)

声こそ上げなかったものの優馬は固まった。

(ええっと、もうこうなったら!)

「さあ、お前の罪を数えろ!」

キリッとした目つきで会場を見つめ言った。
確かにカッコいいけどこのシチュエーションで?
俊がステージ裏で冷や冷やしていたが。
わぁぁ…!
会場は大盛り上がりである。

「一応、ウケたみたいだな。」

俊はホッと胸を撫で下した。

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