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プリンセスを護衛

第51章 文化祭 優馬

優馬はステージ上で固まっていた。

『この大学のミスターは法学部3年、千葉優馬さんです!』

優馬は一瞬自分の耳を疑った。

「嘘だろ?」

ただ自分にスポットライトを当てられやっと状況が理解できた。
彼は顔に満面の笑みを浮かべた。

文化祭終了し、数日後

「成瀬、ありがとな。」

「???何が」

「お前がミスターコンのこと言わなかったら僕出ようなんて到底思わなかった。でも今は出て良かったかなって。優勝しなくてもね。」

「ねえ、見て見て!」

美憂と泉が大学新聞を見ていた。
そこには満面の笑みで花束を持つ優馬の写真が載っていた。

THE END

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