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プリンセスを護衛

第51章 文化祭 優馬

次に手を上げたのは男の子だった。

「何か決めポーズがあったら。」

優馬は決めポーズといえばと考えた。
なんか雑誌で見たっけ?
優馬は考えた末、ポケットに手を突っ込み、横から客席を見た。
確かにクールだけど決めポーズになっているかどうかは微妙であった。

やがてミスとミスターの決まる時間となった。

「優馬、大丈夫?」

俊に聞かれ優馬は少し笑って言った。

「別にダメでもともとで出たんだから表彰されなくてもいいんだけどせっかくだからね。」

準ミスターの段階では呼ばれなかった。

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