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プリンセスを護衛

第53章 番外編 学校革命

裏切り

数日前

「日向圭太くん」

声を掛けて来たのは生徒会副会長の香川泉だった。

「ちょっと生徒会室に来てくれるかな?」

圭太は悪いことした心当たりが無かった。
いや、優馬と仲良くしていたのがいけなかったのだろうか。
優馬が転校初日、会計の水野大樹と言い争ったのは知ってる。
でもだから?
さっぱり分からない。
生徒会室に着くと書記の水原明希と会長の香川大地がいた。

「何か?」

圭太はしっかり相手を見つめて言った。
怖がってはいけない。

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