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プリンセスを護衛

第53章 番外編 学校革命

標的

ポイントの奪い合いはここ最近、さらに危険になってる。
暴力沙汰になりつつあった。
優馬は恐ろしかった。

(狂ってる。この学校の…人たち…、生徒会も…)

そんな中、標的にされた人物がいた。
ある朝のことだった。

「どういうことだよっ!成瀬!」

登校してきた優馬はその大声に驚いて教室に駆け込んだ。

「お前のせいでこっちまで睨まれたらどうするつもりだっ!」

優馬は近くに居たクラスメートを捕まえて早口で聞いた。

「何事だ?」

「千葉…」

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