テキストサイズ

プリンセスを護衛

第53章 番外編 学校革命

優馬はスタスタと教室に入っていくと周囲を見回した。
圭太が青ざめて下を向いていた。
優馬は気付いたが何も言わず周りを見回して言った。

「何があった?」

静かな聞き方だった。
しかし目はきつい光を放っていた。
つい後ずさりするくらい鋭い光だ。

「な、成瀬の兄貴が部長のパソコン部の中身だよ。とんでもないことしてるんだろ?」

優は震えていた。

「それがどうした?」

優馬は涼しい顔して言った。

「ポイント奪えとか生徒会が命じたか?」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ