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プリンセスを護衛

第53章 番外編 学校革命

優馬は息を吸って言った。

「お前らは生徒会の言いなりか?」

「う、うるさいっ!」

優に怒鳴っていた男子が騒ぎ出した。
その時、ずっと青ざめて下を向いていた圭太の様子がおかしいことに優は気付いた。
しかし足が震えて動けなかった。何せ圭太の手には折り畳み式のナイフが握られていたのだから。
圭太が優に駆けだした瞬間、圭太の足もとには血が流れた…。
しかし、優は怪我をしていない。

「!!!」

登校してきた美憂と知らせを聞いて2年の教室まで来た俊は固まった。



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