テキストサイズ

プリンセスを護衛

第55章 ユウマクロース☆

包みからは黒いジャケットが出てきた。
襟が付いているためかカジュアルにもフォーマルにも着れそうで実用性に優れていた。

「これって…」

「プレゼントだって。」

「って言っても高かっただろう?これ。」

良いものは高い。
値が張るのは当たり前だ。

「まあね。だから誕生日プレゼントとは別にクリスマスプレゼントが用意出来なかったんだ。」

俊はただ嬉しかった。
プレゼントをもらったのはもちろん、何より嬉しいのは誕生日を祝ってくれたことである。
サプライズだったら尚更だ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ