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プリンセスを護衛

第57章 優馬の危機

翌朝、優馬が目を覚ますとベットの側の椅子で俊が眠っていた。
時計を見ると9:30。
優馬は俊を見てふと思った。
俊が美憂から聞いたとして見舞いに来たなら分かるけど何でこんなところで寝てるのか優馬はサッパリ分からない。
優馬がじっと見つめていると俊が起きた。

「やば、寝てた!」

優馬が笑った。
酸素マスクをしていても笑い声ぐらいは聞こえる。

「優馬?」

優馬は俊に聞こうとした瞬間、俊に止められた。

「声、出すなって。何聞こうとしているのか分かるよ。」

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