テキストサイズ

プリンセスを護衛

第57章 優馬の危機

しかし、待ち合わせ時間の10分後になっても姿を見せないどころか連絡すら寄越さない。
おかしい…。
優馬は病院の建物の外を1周してみることにした。

「ミュウー?」

病院の裏に回った途端、美憂が知らない女の子、3人に囲まれていた。
美憂はアスファルトなのにも関わらず座り込みブルブル震えている。

「アンタ、千葉優馬の彼女なんでしょ?」

「だから、違うわよ!」

「じゃあ、何で病院から出てきてるのよ!」

「大学で見たんだからね!」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ