プリンセスを護衛
第57章 優馬の危機
そんな中、またもや事件が起こった。
その日、美憂が見舞いに来てくれるということで病院の喫茶店でお茶でも飲もうと約束をしていた。
パジャマだといかにも病人なので優馬はジーンズに楽なフード付きにパーカーという格好で1階に降りて行った。
「ミュウ、まだか…」
彼女が遅れるのは毎度のこと。
優馬も気にしないようにしている。
それに待ち合わせの10分前に優馬が来ているだけで結局のところ、美憂は5分程度しか遅れていないのだ。
いつも遅れるときは連絡するため、優馬も少し甘めに見ていた。
待ち合わせになっても現れない。
これはいつものこと。
優馬はベンチに腰掛ける。
その日、美憂が見舞いに来てくれるということで病院の喫茶店でお茶でも飲もうと約束をしていた。
パジャマだといかにも病人なので優馬はジーンズに楽なフード付きにパーカーという格好で1階に降りて行った。
「ミュウ、まだか…」
彼女が遅れるのは毎度のこと。
優馬も気にしないようにしている。
それに待ち合わせの10分前に優馬が来ているだけで結局のところ、美憂は5分程度しか遅れていないのだ。
いつも遅れるときは連絡するため、優馬も少し甘めに見ていた。
待ち合わせになっても現れない。
これはいつものこと。
優馬はベンチに腰掛ける。