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プリンセスを護衛

第60章 圭太と犯人

その夜
優馬が軽く寝息をたてて寝てる。
圭太はベットの脇の椅子に腰掛け、時計を見た。
PM 11:00
もうそろそろ来るだろうか。
圭太はふと思った。

(優馬さん、何でこんな素敵な人が命を狙われなきゃいけないんだろう?)

『みんなでね。』

優馬が退院した後、したいことを言った時の優しい笑顔が脳裏に浮かぶ。
圭太にはその笑顔がなんだか消えてしまいそうで怖くて…。

その時、病室のドアが開いた。

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