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プリンセスを護衛

第60章 圭太と犯人

黒い影になっていて誰だか分からない。
圭太は咄嗟にベットの下に滑り込んだ。
革靴がこっちにやってくる。
圭太はベットの下に伏せて、息を潜めていた。
靴はベットの前で止まった。

「お前が悪いんだ。お前が。」

低く、憎悪に満ちた声。
相手が動く気配がした。
ヤバい!
圭太はベットの下から相手の足首を掴むと引きずり込むように引っ張った。

「うわっ!」

相手はバランスを崩して倒れ込む。
圭太はベットの下から飛び出した。

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