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プリンセスを護衛

第60章 圭太と犯人

「相良先生。」

そう、犯人は優馬が2年生の時の文化祭で嫌がらせをしてきた相良先生だった。
目を覚ました優馬は真っ向から相手を睨んだ。

「お前が恨みを抱いているのは僕だろう?圭太は関係ないはずだ!」

「君を悲しませるのも目的のひとつだからね。」

「なっ!」

優馬は意味を理解した。
つまり圭太を…
優馬は怒りで頭が一杯だった。
1年前に泉、大地、俊、優。
今は圭太。
どれだけ友人を傷付ければ気が済む?
それも優馬じゃなく、敢えて友人を…。

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