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プリンセスを護衛

第12章 長編 夏のキャンプは危険

「わあああーっ!」

優馬の声は成瀬にも聞こえた。

「優馬?」

成瀬は駆け出し、呼んだ。

「優馬ー!」

返事はない。

「優馬ー!」

…とその時、足が滑った。

「うわっ!」

成瀬も優馬と同じように丘の上から落ちた形になり、2人とも気絶してしまった。


翌朝…

「ええっ!千葉くんと成瀬くんがいない?」

泉は唖然とした。

「一応、探し回ってるんだけど。今な、両親も実はいなくて。」

陸が言う。

「じゃあ、ここに居るのって私といなくなった二人いれて6人?」

と美憂。

「そういうことだな。」

その時、

「みんなー!」

大地が走ってきた。

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