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プリンセスを護衛

第12章 長編 夏のキャンプは危険

「どうしたの?」

「これ。これ見て。」

大地が差し出したのは野球ボール。

「これ、成瀬くんの…。」

呟くように泉は言った。


その頃…

「うっ…。」

成瀬は目を覚ました。

「っ!」

足をひねったのか包帯が巻かれている。
隣では優馬が寝ていた。左手首に包帯が巻かれている。

「目が覚めましたか?」

色が白くて凄い綺麗な女の子が料理を運んできた。

「あ、あの…」

「びっくりさせちゃいましたね。私は美亜。怪我が治るまでここでゆっくりしていって。」

「すみません。」

そして、優馬が目を覚ました。

「っ!」

「優馬、大丈夫?」

「ああ。」

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