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プリンセスを護衛

第61章 2年生の物語

「なんだ。星川さんも悪い人じゃないのね。」 

美憂が笑って言う。

「まあ、嫌いではなくなったけどね。」

大樹が帰ってきた。
明希が大樹にこの出来事を話すと彼は苦笑した。

「じゃあ、俺は何のために睨まれたんだよ。」


食後
大樹は携帯のこと、忘れたわけではなかった。
大地と明希はロッジ内の売店まで御菓子を買いに行っていた。
携帯メールが来るのは、そう、大樹が今みたいに1人で居るとき。

バイブの音がなった。

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