プリンセスを護衛
第61章 2年生の物語
部屋に帰った大樹は考えた。
(おかしくなったのは1日目。俺が夜中にバイクを見た日。メールが来たのは翌日。更に翌日の今日は水原が怪我して優と美憂ちゃんの部屋で爆破未遂。じゃあ、次は…!)
ハッとした。
黒髪の凛とした男性。
『黙っとく訳にもいかねえだろ!』
そう言い放った時の彼の顔が目に焼き付いて離れない。
(あいつが言うことはもっともだ。ずっと黙っとく訳にもいかない。でも…)
大樹は携帯を見つめた。
(言ったら怪我をするだろう。)
明希の怪我と美憂と優の部屋の爆破未遂で脅しじゃないことは大樹にも分かった。
(おかしくなったのは1日目。俺が夜中にバイクを見た日。メールが来たのは翌日。更に翌日の今日は水原が怪我して優と美憂ちゃんの部屋で爆破未遂。じゃあ、次は…!)
ハッとした。
黒髪の凛とした男性。
『黙っとく訳にもいかねえだろ!』
そう言い放った時の彼の顔が目に焼き付いて離れない。
(あいつが言うことはもっともだ。ずっと黙っとく訳にもいかない。でも…)
大樹は携帯を見つめた。
(言ったら怪我をするだろう。)
明希の怪我と美憂と優の部屋の爆破未遂で脅しじゃないことは大樹にも分かった。