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プリンセスを護衛

第61章 2年生の物語

言わずとも次に標的になるのは大地だ。
大樹は部屋を飛び出し、医務室に駆け込んだ。

「香川は!」

医務室にいた明希、優、美憂、俊也、じいやはポカンとしていた。

「どうしたんだ?水野?」

大地はちゃんとそこにいた。
大樹は胸を撫で下ろす。

ふと医務室の入り口から気配を感じて振り返った。

「どうしたんだ?」

明希に聞かれ大樹は首を横に振る。

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