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階段の側では俊也が頭を抱えてうずくまっていた。

｢痛ってぇ…｣

｢俊也さんっ！大丈夫ですか？｣

大樹が駆け寄ると驚いた顔をした。

｢水野くん？香川くんも。｣

俊也は目をぱちくりした。

｢やっぱり…｣

階段の上には東が立っていた。
この状況から考えられることは1つ。

東が俊也を突飛ばし、俊也は階段から落下して頭を打った。