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プリンセスを護衛

第62章 優馬くんのエッセイ

~僕は幸せ?不幸せ?~
よく「自分は世界一の幸せ者だ。」と言う人がいる。
しかし果たして本当にそうか?
確かに自分が幸せと感じるなら幸せなんだろう。
僕が引っ掛かったのは“世界一”という言葉である。
人間誰しも生きているなら、挫折はあると思う。
だから幸せではあっても世界一では無いと思う。

では逆に「自分は不幸だ。」と言う人について考えて見ましょう。
先程と同様に自分が不幸と感じるなら幸せでは無いのかもしれません。
しかし、いつ命を落とすか分からないような生活でもしていない限り、不幸と言うことは無いのでは無いか?
安心して身の安全を保証され、満足にご飯を食べれて暮らしていける。
これだけでも充分幸せだ。

つまり僕は世界一の幸せ者じゃ無いけど、一応は幸せに暮らしていけてるだけで満足なんだ。

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