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プリンセスを護衛

第64章 花見での出来事

「だから何?別に性格はともかく、名前は親が勝手に付けただけだし、顔は別に好きでこうなった訳じゃないし。勝手にイラつかれても困るって。」

こんな理由で拳銃を突き付けられるなんて堪ったもんじゃないと言いたげに優馬は言う。

「おい、お前、殺されたいのか?」

「何言ってんの?どっちにしろそうするつもりなら最後に言いたいことぐらい言わせろよ。」

どうせ最後なら…
どうせ最後ならコイツに言ってやろう。
憎しみをこめた言葉を。

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