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プリンセスを護衛

第12章 長編 夏のキャンプは危険

その頃

「大丈夫かな?」

「探しに行く?」

「何処を探すの?」

「手掛かりが少しでもあればなあ。」

陸、泉、美憂、大地は考えていた。
その時、固定電話が鳴った。
陸が出た。

「はい。香川です…。」

「え?ええっ!本当ですかっ!」

電話を切った陸は振り向いて言った。

「この近くで落し物があったって。もしかしたら二人のものかもしれない…。」

4人が警察に行くと担当の刑事さんが出てきた。意外に優しそうな人で4人はホッとした。

「ああ、君たちか。お友達を探しているの。」

「はい。」

「これなんだけど…。」

「ピアス?」

差し出されたのは銀のピアスだった。

「知ってる?」

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