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プリンセスを護衛

第66章 どこか遠くへ

「『バードフライヤー。地上59メートルを舞うスリル。関西中四国初。空中回転ブランコ型絶叫系アトラクション。』誰か絶叫系苦手なヤツいる?」

優馬は周りを見回す。
全員平気らしい。
バレッタ、ヘアピンなどの髪飾り、腕時計、ストール、ミトンなどが飛ぶ可能性があるとのことでそれら全部ロッカーに預け、乗り込む。
2人乗りのアトラクションだったため、
優馬の隣に大地、俊の隣に泉、優の隣に美憂だ。

「大地は高いところ、平気?」
 
「ええ。寧ろ、高いところは景色が良くて好きですよ。」

「じゃあ、大地は喜びそうだな。」

そう言ってニッコリ笑う優馬。

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