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プリンセスを護衛

第66章 どこか遠くへ

次に乗ったのはキッズコースターである。

「キッズ…俺たち大人だよ?一応。」

「良いのかな?」

首を傾げる俊と美憂。
するとキッズコースターの係員のおじさんは笑う。

「大人でも大丈夫ですよ!学生さん?」

「はい、大学生で。仲良しグループで旅行に。」

泉が笑って言う。

「若いって良いね。」

おじさんはニコニコ笑うとコースターのゲートを開けた。
早速、乗り込む6人…ところが、

「狭っ!」

小柄な美憂と優、女性の泉、細身の優馬までは大丈夫だった。
大地と俊は乗るのに多少、キツイ様である。
対象年齢2歳じゃ仕方がない。
優馬たちは足を折りたたむ様にして乗り込む。
やはりスピードは少しは出ているが6人に対しては大したことない。
ジェットコースターとはいえ、子供向けの大人しめのアトラクションである。

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