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その後、優馬たちは観覧車に乗った。
景色を楽しみながら、計画を立てようということだった。
3人、3人に分かれて乗った。
優馬、俊、大地の男子組と美憂、泉、優の女子組である。

「あと乗ってないのは、ビバーチェっていう水上ジェットコースターにスペースシップ2056っていう暗闇のジェットコースターそれからレディバードコースターっていうてんとう虫のジェットコースターもあるみたいだな。」

「ジェットコースターだけでも3つか。それプラス、バトルビーストっていう所謂、シューティング系のアトラクションに日本一の木馬の数を誇るカルーセル。あとエリア内をゆっくり走る列車。」

大地と優馬が言う。
すると俊が提案する。

「お化け屋敷は？」

「「却下！」」

2人がこう言ったのには理由があった。
それはお化け屋敷の入口にあったオブジェにあった。
一見、ただの看板に3つ穴が開いているようにしか見えない。
世界史が得意な優馬は一発で何か理解した。
確かイギリスの革命時代の拷問器具だと思われるオブジェだった。
その3つの穴には手首と頭を通すんだったような気がする。
お化け屋敷のコンセプトは違うようだが3Dプロジェクションマッピングを駆使しているという。
多少、プロジェクションマッピングには興味があるがお化け屋敷に使われているとなると話は別だ。

多分…
相当……
怖い………。

俊もそれ以上は何も言わずお化け屋敷は入らないことにした。