プリンセスを護衛
第66章 どこか遠くへ
少し戻ると明かりが灯る小さな建物が目に入った。
一旦、休憩だとそこに入ると花がいっぱい。
「ここ、植物園?」
「いや、温室じゃない?」
温室が何かよく分かっていないが、優の問いに俊が言う。
優馬が笑いながら言った。
「成瀬、どっちも同じだよ。温室ってのは植物園の中にあるものだから。」
「ふーん、なるほどね。」
美憂が優馬の説明に納得しながら、周りを見回す。
実を言うと優馬もこういうところにはあまり縁がない。
春には菜の花畑、夏には紫陽花、秋にはコスモス畑、冬には水仙を見に行くような優馬でもそれらは全部外にあり、温度を一定に保たなくても大丈夫な花々である。
一旦、休憩だとそこに入ると花がいっぱい。
「ここ、植物園?」
「いや、温室じゃない?」
温室が何かよく分かっていないが、優の問いに俊が言う。
優馬が笑いながら言った。
「成瀬、どっちも同じだよ。温室ってのは植物園の中にあるものだから。」
「ふーん、なるほどね。」
美憂が優馬の説明に納得しながら、周りを見回す。
実を言うと優馬もこういうところにはあまり縁がない。
春には菜の花畑、夏には紫陽花、秋にはコスモス畑、冬には水仙を見に行くような優馬でもそれらは全部外にあり、温度を一定に保たなくても大丈夫な花々である。