
玩具箱*R
第6章 らんこうぱーてぃー*
「えいっ」
私の投げた矢は、見事にダーツ板に命中した
その色はピンク、つまり私
私が私となんてセックス出来るわけないでしょ?
逃げ道があったのよっ
「ありゃりゃ~、おねいさん、自分の色に当てちゃったねっ」
ぷぷっとシャルルが笑う
「そ、そうよっ、狙ったの凄いでしょっ!私が私なんかとセックス出来ないもん」
得意げにシャルルを見る
「…出来るよっ…」
ベットの上で服装を整えている李音くんがぽつりと言う
「出来るよ…、貴女が自分でセックス」
「そうだよ、おねいさんっ」
えっ…?
どういう意味…、なの?
