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私とキミの恋愛事情

第4章 いつもと変わらない、

ふと、目を覚ますと。
窓から入り込んでくる、眩しいひざしが。
まだ目が慣れなくて。
目を細める。

今日も辛くて、楽しい学校だ。
今日も…

『隠すのか?』

そんな質問が、何処からか聞こえてくるんだ。
わかってる。
多分これは私の声なんだ、って。

でも。
でも。

こんなに聞かれても。言われても。
私には勇気が無いんだ。

「あと少しの勇気が欲しい」

いつもの独り言。
それに対して。いつも心(わたし)は

『勇気を作ればいいんだよ。そうすれば、………。』

毎回、そう言うよね。
でも続きは言ってくれないんだ。

「そうすれば…何なの? 続きは?」

そう私いつも、問う。
でも答えてくれなくて。

私は今日も『独り』で考えるんだ。

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