テキストサイズ

私とキミの恋愛事情

第4章 いつもと変わらない、

「おはよ…お兄ちゃん…」

お兄ちゃんにとっての私は何なんだろう
ただの性欲を処理するための道具なのかな?
ただの『妹』という肩書きのある近くにいる女だと思ってるのかな?
そう考えると色々出てくる。

『もう、考えたくない。』
そう、心が叫んでる。

けど。

『お前は最低だ。きっとお前なんて家族にも見られてねぇよ』

なんていう酷い心の声が聞こえるの。
その声で、私は苦しむんだ。


もう、何もかもが嫌だよ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ