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私とキミの恋愛事情

第5章 私だって…

「…はよ」

私が家を出だ時。
丁度光も出てきた。

「うん、おはよう」

私はいつもの笑顔で笑う。
いつもと変わらない私で。
いつもと変わらない対応をしよう。

そうすれば、
『いつもと変わらない』
日々にまた戻る。

そう思って、私は『私』を演じる。

「…あのさ」

いつもより少しだけ低いトーンの光がそう言う。

「何?」

笑顔で聞き返す。

そしたら。

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