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私とキミの恋愛事情

第5章 私だって…

「お前…今日おか」

そう、光がいいかけた時だった。

「愛衣ー!!光ー!!」

叫んでこっちに走ってくる菜子。

「あ、菜子…おはよう。」

此方でも笑顔を見せた。
すると。

「おはよー! ほらほら、早く行こ!」

そう言って私をひっぱっていった。

「あ、おい…」

光がそう言ってたけど菜子は止まらなかった。


私と光を引き離すように、
どんどん歩くだけ。

その菜子の手は。

いつもより力が入っていた。

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