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エロ県エロ市エロ町7丁目

第1章 初めまして

森多弥生
私、何故、ここにいるんでしょうか。
私は…私は…どうやって来たかも知らないのに。口を塞がられ、手を縄でくくりつけてベッドの柱に繋がっている。
しばらくしてから男の人が3人やって来た。1人が険しい顔で「僕の妹だが。どうやって来たのかねぇ」と言った。私は貴方の妹ではありません!
「何で裸?」えっ!「俺がやりましたぜ!」「そんなことしなくってもいいんだよ!バカ」泣きそう。と言うか泣いた。私、エロいの嫌いです!「もー。泣いたじゃん」と言って縄を切り、お姫様だっこで反対側のドアに歩く。
誰もいない場所で口のガムテープを取ってくれた。でも言う言葉が見つからない。「ごめんね。」彼はそう言って服を着せてくれた。とても可愛くゴージャスなドレスだ。「服を着ていたら貴族の印ってことだよ。普通の人は服を着てはいけないんだ。それに、貴族は男しかなれないんだよ。困ったもんだね。でも僕は王子。君はお姫様。一番偉い人だから着てもいいんだよ。」

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