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はれのちくもり、キスのちXX…

第2章 大事な人の、大事な人

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「じゃあ、またメールしろよ。」
「うん。後でね!」

いつもと変わらずやっぱりあたしは修平の自転車の後ろで登校。
今日は菜摘に会わなかったからそのまま教室へ行った。


教室へ入ると、もう菜摘は教室にいた。
あたしに気がついてにかっと笑って迎えてくれた。

「真央おはよう♪」
「おはよー」
「なにー?そんな悩んだ顔してさ。」
「え、悩んでな―」
「そんな嘘通用しないから。」
「う… もう、敵わないなぁ菜摘には。」
「やっぱり!」
「昼休みにでもゆっくり話すよ。」
「了解w」

あっさり菜摘に悩んでいることがばれてしまい、昼休みに話すことになった。

この日の午前中はいつもより早く進んだ。
頭の中は、修平だらけだった。

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