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はれのちくもり、キスのちXX…

第2章 大事な人の、大事な人

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「―てこと。」


昼休み。屋上でご飯を食べながらあたしは菜摘に全てを話した。

「ひゃー、修平くんが//」
「もう、真面目に考えてよ!」
「ごめんごめんw」


菜摘はトマトを口にほうり込んで言った。


「あれでしょ。修平くん、きっと真央が好きなんだよ。」
「それだけは絶対にない。」
「わかんないじゃん!」
「いや、分かる!修平に限ってあたしなんてありえない!」


あたしは菜摘の言葉を断固拒否した。
だって、修平があたしを好きなんてありえない。


「なんでそんな言い切れるわけ?」
「…可愛い彼女がいたから。」

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