
僕の恋愛歴
第1章 初めての恋愛と初体験
早苗の目はまだ真っ赤で、自分の顔を見るとまた泣き出した。
泣く早苗を見て、また涙がこみ上げる、
目に涙を溜めながら、歯を食いしばってこらえようとしたけど、ダメだった、小さい頃からの早苗との事が次々に思い浮かんだ
それを見た早苗のお父さんが自分の頭を撫でながら、
「ありがとう、Take君そんに早苗の事を思ってくれて、
でもおじさんはお仕事の都合で東京に引っ越さないといけないんだ。ごめんね。早苗といつも一緒にいてくれて、ありがとう。落ちつたら、呼ぶから、遊びに来てね」と言った様に記憶している。
自分はコックリ頷いただけだった。
後は親同士で話し出して。
早苗と自分はお風呂屋の玄関前にあるベンチに座って泣きながら話しをした。
真冬の2月凄く寒い、「Takeごめんね。」
「ううん、早苗のせいじゃ無いからあやまんなよ、」
「でも行きたくないよ」
「俺も離れたくないけど」
「私Takeの事絶対忘れない、Takeは?」
「俺も絶対忘れないよ」
「約束」
「うん」
「指切りげんまん嘘ついたら針千飲ます、」
「珠美としても良いから将来私をお嫁さんにして。」
「うん、だけど珠美とは早苗が一緒じゃないとしないから、俺早苗が好きだから、」
「嬉しい、」早苗が持たれてきたので、抱きしめてキスをした。
それから、卒業式の2日後早苗は引っ越して行った。
卒業式の前日に珠美と早苗と3人で話した。
珠美はお受験が、通り、少し離れた町のM学園と言う私立中学に入学するそうだ、珠美も、自分とは早苗が一緒じゃないとしないと誓った。
ただ、再開するまで、個々の恋愛は自由と珠美にごり押しされて、;^_^A2人共承認した。
こうして、早苗と珠美との事は3人の心の中に封印された。
これは初恋だったのだろうか?
初恋だったと思いたい。
淡い恋ではなかったけど、濃い恋でも初恋は初恋だっ!
しかも童貞のままだったのだから、初恋と言う事にしようと思う。
そして、早苗も珠美も居ない中学生活が始まる。(つД`)ノやっぱ淋しいよね。
