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君と出会って世界が変わったー。

第1章 プロローグ

裕罹はクラスの男子に呼び出されて、

屋上に来ていた。


またいつものだろうと思うと、憂鬱で仕方がなかった。

「お、俺御巫さんのことが…その…好きです!つ、付き合ってください!!」


「そういうの迷惑だからやめてくれないかな?」


裕罹がそう言えば、告白を鑑賞しに来た他の生徒たちが歓声をあげた。

告白してくれた人には申し訳ないと思いながらも、

裕罹は次々に言葉を吐き捨てていった。

「私、あなたのことよく知らないし、それに…恋愛とか興味ないから。」

そう裕罹が言うと、男は愕然としていた。

と同時にさらに歓声が上がる。

「いやぁ〜、流石噂の冷血女王!!痺れるねぇ〜」


ギャラリーの奴らが次々に口を揃えて言う。

そんな奴らに、

裕罹は呆れながら屋上を後にした。





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