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この手を離さないで

第6章 第六章 柚希




『嫌だ…!
そんなの嘘だ。





何で柚なんだ!
何で俺じゃないんだよ!!』



暴れだした俺を陽が押さえつけた。


「バカ野郎
落ち着けって!



お前がこんなことして何の意味があるんだよ!」







ゴツッ


陽が俺を殴った。


「少し頭冷やせっ!」









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