優しくしないで
第5章 夏のつま先
私達は、早速プールへ向かった
男女別々に別れ、更衣室に向かった…
私は少し…
落ち込んでいた…
久しぶりに
太一の顔を見れて嬉しいはずなのに…
更衣室に入る静ちゃんの顔を見て…
罪悪感が出てしまった
高校一年の入学式で
彼女と同じクラスになった
新体操の種目で入学してきた彼女は小柄で…
いつも笑顔で可愛らしい子だった
クラスが同じだったから、話しをするようになり…
私を通して太一と彼女も仲良くなった…
剣は、クラスも部活も一緒だったから直ぐに仲良くなった
『太一君って…付き合ってる子いるのかな?』
と…
彼女から相談を受けた時には…
私も…
太一が好きだった…
だけど…彼女には…
女の子として…
自分は負けていると
思って…
気持ちを飲み込んだ
あの時、
『私も、太一が好き…なんだ』
と、言っていたら…
こんなに後ろめたく…
酷い友達に
ならなかったのかな…?
あの時…
彼女の恋を
応援なんかしなければ…
普通の
友達でいられたかな?
静ちゃん…
ごめん
それでも、
太一が好きなんだよ…
男女別々に別れ、更衣室に向かった…
私は少し…
落ち込んでいた…
久しぶりに
太一の顔を見れて嬉しいはずなのに…
更衣室に入る静ちゃんの顔を見て…
罪悪感が出てしまった
高校一年の入学式で
彼女と同じクラスになった
新体操の種目で入学してきた彼女は小柄で…
いつも笑顔で可愛らしい子だった
クラスが同じだったから、話しをするようになり…
私を通して太一と彼女も仲良くなった…
剣は、クラスも部活も一緒だったから直ぐに仲良くなった
『太一君って…付き合ってる子いるのかな?』
と…
彼女から相談を受けた時には…
私も…
太一が好きだった…
だけど…彼女には…
女の子として…
自分は負けていると
思って…
気持ちを飲み込んだ
あの時、
『私も、太一が好き…なんだ』
と、言っていたら…
こんなに後ろめたく…
酷い友達に
ならなかったのかな…?
あの時…
彼女の恋を
応援なんかしなければ…
普通の
友達でいられたかな?
静ちゃん…
ごめん
それでも、
太一が好きなんだよ…