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着替えを終えると、集合場所に皆集まった



男子の目線は、水着姿の女子をこれでもかと向けられる



「先輩!!!皆！ビキニです!!!」


「おお〜
静はピンク！普通科シスターズはチェックで揃えたな！留美はブルーのビキニ！く〜!!!皆様合格じゃ〜」


剣が水着姿を褒めるから、早く水に入ろうと女子はプールに向かった



「おい、」


私は、声をかけられて振り向く



『…太一…。どうしたの？』



太一の声に…


一瞬…心が跳ねた






「溺れても、助けられないから…準備運動してから水に入れよ」




『あ…そうだね』



太一は私の横で、
アキレス腱を伸ばしたり
腕を回したりして軽く運動してから…

静ちゃんの元へ歩いて行った





そうだよね…




彼女のそばにいるんだから…






私なんか見ないよな…





溺れても






助けには







来ない











解ってる

解ってる





解ってる







太一は彼女と
プールに来たのだから





私達は、


おまけ…だよね









私は…

アキレス腱を伸ばした