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恋して桜!

第12章 ドキドキの夜は

今夜は角屋で隊士の日々の働きを労う宴が催されている。
会津藩が主催しての宴なので、みんな気兼ねなく呑んでいる。
いや、飲み過ぎている。

もう平隊士は酔い潰され、
幹部しか生き残っていない。
が、幹部も井上さん、近藤さんは既に夢の中…


土方「おいっ!千鶴!酌でもしやがれ!!」

千鶴「っはい!」

ここで、酒に弱い土方が生きているのが不思議だが…
突っ込まないで欲しい。

千鶴「お待たせ致しました。どうぞ…」
土方「あぁ…」

酒を飲みほす土方は絵から抜け出した役者の様だ

土方「お前も少し飲め」

千鶴「ありがとうございます。」

ごくん…

喉が焼ける様に熱い。

やはり千鶴の口には酒は早いのだろう…

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