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恋して桜!

第14章 あり得ないっつーの!

四人で、戦の前の腹拵えを済まし、片付けを済ませた頃

見計らったかの様に来客が来た


「失礼致す」

一瞬、皆の空気が引き締まるが
場数の踏み方が違う菊の反応が早かった


菊「はーい、只今」
物腰柔らかな声で答えると
皆に目配せをして始まりの合図をする



菊「お待ちしておりました。
皆様、お上がり下さいませ


サノ子、トシ子皆様のお荷物お持ちして」

土方と原田は向き合うと無言で頷き

土方、原田「はいっ」

と返事をして店先へ向かった


山崎は監察としていつでも動けるよう支度を始めつつ、この時を狙って入り込む輩がいないか店の内外に気配せした

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