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恋して桜!

第3章 もしも、近藤さんに惚れたら…

その後、勇さんは暫くして
京から甲州へ向かい出陣した。


京にいる最後の夜、勇さんは私に言った。
「恐らく、厳しい戦いになるだろう。
生きてこの地を再び訪れたら…君を江戸に呼んでもイイだろうか?」


私は驚きながらも、勇さんのその言葉が嬉しくて
何度も頷きながら『はい』と答えた。




二度と戻らない彼に焦がれて…


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