恋して桜!
第6章 永倉さんに恋出来る?!
夏の真っ青な空に大きな入道雲。
蝉の鳴く声もする、暑さ厳しい陽気。
千鶴「ほぇぇ、夏の雲ってなんであんなに大きいのかしら」
ドカドカ音をさせながら帰ってくる
永倉「おう!千鶴ちゃん」
千鶴「あ、永倉さん」
(いつもと違う香り…)
「どこかから、お帰りでしたか?」
悪気のない、千鶴の質問である。
永倉 「!!!うぉっ!!!
なんで俺が島原から帰って来たって知ってるんだ!」
さすが永倉。
墓穴を早くも掘る。
千鶴「!!!」
千鶴、心の声
(……多分、独り言のつもりなんだろうけど…永倉さん声が大き過ぎる…全部聞こえちゃった…)
千鶴は、島原と聞きびっくりすると同時に、
胸がちくっと痛んだ。
千鶴は永倉へどう対応したら良いかわからなくなり、オロオロし始めた。
原田「新八ー。アホだなぁ
千鶴に向かって島原はだめだろ…」
千鶴「!!!」
振り向いたら色気垂れ流しの男。(笑)
(また花街ですか!しかも今度は原田さん!)
千鶴「あ、…いえ原田さん、男性なら花街に行きたいと言うのも自然なのですよね。」
…ズキン…
千鶴の心の奥で、ちくっと痛みがまた生まれた。
千鶴(ん?少し胸が痛いのは病気なのかしら…?
続く様なら、山崎さんか井上さんに相談しようかな)
千鶴は千鶴で、色恋に鈍い。
永倉も女心はまるで苦手である。
原田(さっちの千鶴の表情の変化はなんだ?
まぁ、二人とも鈍いから気にするほどでもないだろう
…それにしても、俺に向けてじゃなくて新八ってぇのが気にくわねぇが。)
さすが原田。
百戦錬磨の男である。
本人たちも気づかない所に気づく男。
蝉の鳴く声もする、暑さ厳しい陽気。
千鶴「ほぇぇ、夏の雲ってなんであんなに大きいのかしら」
ドカドカ音をさせながら帰ってくる
永倉「おう!千鶴ちゃん」
千鶴「あ、永倉さん」
(いつもと違う香り…)
「どこかから、お帰りでしたか?」
悪気のない、千鶴の質問である。
永倉 「!!!うぉっ!!!
なんで俺が島原から帰って来たって知ってるんだ!」
さすが永倉。
墓穴を早くも掘る。
千鶴「!!!」
千鶴、心の声
(……多分、独り言のつもりなんだろうけど…永倉さん声が大き過ぎる…全部聞こえちゃった…)
千鶴は、島原と聞きびっくりすると同時に、
胸がちくっと痛んだ。
千鶴は永倉へどう対応したら良いかわからなくなり、オロオロし始めた。
原田「新八ー。アホだなぁ
千鶴に向かって島原はだめだろ…」
千鶴「!!!」
振り向いたら色気垂れ流しの男。(笑)
(また花街ですか!しかも今度は原田さん!)
千鶴「あ、…いえ原田さん、男性なら花街に行きたいと言うのも自然なのですよね。」
…ズキン…
千鶴の心の奥で、ちくっと痛みがまた生まれた。
千鶴(ん?少し胸が痛いのは病気なのかしら…?
続く様なら、山崎さんか井上さんに相談しようかな)
千鶴は千鶴で、色恋に鈍い。
永倉も女心はまるで苦手である。
原田(さっちの千鶴の表情の変化はなんだ?
まぁ、二人とも鈍いから気にするほどでもないだろう
…それにしても、俺に向けてじゃなくて新八ってぇのが気にくわねぇが。)
さすが原田。
百戦錬磨の男である。
本人たちも気づかない所に気づく男。