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恋して桜!

第8章 [現代トリップ版]もしもシリーズ

試衛館派デスク

皆で見聞きした物を元に何をどの様に提供するか思案する五人

近藤「私は甘みの広がる茶が良かったのだが…」

沖田「僕も近藤さんに賛成」

斎藤「渋みのある物なら、年代があがっても楽しめるのでは?」

山南「茶を軸に楽しむように、店で頂いた方法は如何ですか?」

土方「んー…どうしたもんか」

コンコン
井吹「お疲れ様です。近藤部長、お届け物を預かっていたので、お持ちしました。」

近藤「ありがとう」

土方「おい井吹、少し時間あるか?」

井吹「はい?」

土方「今な、茶を選んでいてな。お前はどれがイイと思う?」

井吹「俺は…クセの少ない茶が好きですね。ただ、入れ方で味が変わりますので」

土方「ほぉ…そうか。ありがとう」

一礼して、井吹は部屋を出た。


土方「…という事だそうだ。
斎藤は準備、っと作法は山南さんが適任かな?お願いできるか?」

斎藤「御意」
山南「まぁ、そうなりますね。了解致しました」

土方「総司、茶香炉の支度はお前に頼むぞ」

近藤「俺は?」

土方「水を頼みたい。出来れば、湧き水を」

土方「恐らく、芹沢も静岡の茶で勝負するだろう。だからこそ、同じ茶でもこれだけ変わるんだってところで堂々勝負だ!」

沖田「なんだか土方さんらしいね。ふふっ」

プレゼンまで、残り一週間


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